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挨拶・沿革

学校長ごあいさつ

茨城県きぬ看護専門学校長 中川 邦夫
 
 茨城県きぬ看護専門学校は、平成4年4月に開校し、令和3年に30周年を迎えることができました。関係各位のご支援の賜物と感謝いたします。
 
 昨今のわが国では、社会的共通資本といわれる医療と教育の衰退が問題視されております。最近まで行われていた医療費抑制政策や市場原理主義の導入、教育の画一化など多くの問題が背景にあると思われます。そのような環境の中、茨城県きぬ看護専門学校は現在までに約900名の看護師を輩出し、茨城県を中心にそれぞれの医療機関で活躍しております。
 
 本校の教育方針は、教育理念に「本校は学生の個性を重視し、主体的な思考と人間性豊かな精神を育て・・・」とうたっております。入学式の後には、2,3年生主体で新入生歓迎会を行います。食事会やアトラクションを楽しみます。4月末には一泊二日の教育キャンプがあり、その他、体育祭、学校祭、予餞会などを行います。基本は、学生主体であり、学生が作った食事を囲むこととなっています。このような環境の中で、上級生と下級生、卒業生と在校生、学生と教職員との間で密な関係を築いていきます。また、自分たちでプランを立て、自分たちで行動していく主体性が養われます。
 
 卒業生が勤める医療機関から、「明るく、人を思いやれる。きちんと挨拶ができる。協調性と主体性がある。看護の役割意識が高い。」とお褒めの言葉を頂くことがあります。私達が、我が意を得たりと、幸せに感じるときであります。
知識と技術の受け渡しだけではない、学生一人ひとりを大事にした、きめの細かい学校生活を提供して行きたいと思っております。

沿革

昭和63年6月
社団法人茨城県きぬ医師会立「きぬ医師会病院」開院
地域の人々に最高の医療を提供することを目的に病院を開院した。
そして、国民の健康に対する意識の高まりや医療ニーズの多様化に伴って地域医療に貢献し得る看護職の人材育成は火急の事態との見解から「看護学校創設」に着手した。
病院開設当初は、筑波大学医学部附属病院の勤務経験者が中心となり尽力した。
平成2年7月
きぬ医師会病院内に「看護専門学校準備室」を設置
看護師育成は、県においても健康医療体制整備事業の一環として重要であり、
近隣市町村からの要請も相まって強力な支援体制が得られた。
平成3年
~4年
厚生省・文部(当時)の看護学校開校の認可を得る
平成4年3月
校舎新築落成
平成4年4月
「茨城県きぬ看護専門学校」開校。第1回生入学。
平成22年4月
学校長中川邦夫が、きぬ医師会長に就任(学校長・病院長・医師会長兼任)
平成23年7月
20周年記念講演開催
京都大学大学院 理学研究科教授 山極壽一氏 「家族の起源と共感社会―ゴリラの社会から考えるー」
令和3年4月
「茨城県きぬ看護専門学校」開校から30周年を迎える
令和4年4月
学校長中川邦夫はじめ教職員15名(2名兼務)
※卒業生は1000名を超え、茨城県を中心とした各医療機関等で活躍している。
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